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最終バス乗り過ごしたあとに

アラフォーのおっさんが書くあれこれ。

やっぱり猫が好き

ここ3年前から定期的にYouTubeやっぱり猫が好きを観ている。今から約30年近く前に放送されていたコメディドラマで、元々は深夜帯に放送されていたものが最終的には土曜のゴールデンタイム(7時半)に放送されていたぐらいなので人気番組だったのだろう。

 

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「だろう」と書いたのはちょうど土曜のゴールデンタイムに放送していた頃は小学6年〜中学1年だったのでその面白さに気付くはずもなく(子供向けでは全然ないしね)、確か7時からはドラゴンクエストなどのアニメ、8時からのウッチャンナンチャンやるならやらねばの丁度真ん中の時間帯だったから、流れるようにそのままアニメからウッチャンナンチャンのバラエティを観たいのにおばさん3人がただ喋ってるだけの変な番組で邪魔だなぁとしか思っていなかったのだった。

 

四半世紀を過ぎてYouTubeでたまたま見つけ、懐かしさにつられ観始めたらすっかり虜になってしまった(だって放送当時小学生だった子供が三姉妹の長女かや乃と同じ歳になってしまったのだからなぁ…)。

それからもう何度も同じエピソードを観たり(一番のエピソードは「深夜の焼肉」)、観始めた3年前と比べるとエピソードもどっと増えたのでほぼコンプリートして観ているはずだ。

 



どの程度まで台本が書かれているのか分からないぐらいアドリブ要素が強く、第2話(実質的な第1話)では三女のきみえが次女のレイ子に対し「女優の卵」発言、それを受けてレイ子が「あ、私女優って設定ね、オッケー」とうろたえながら返すシーンなどその場の思いつきやノリで進行していく事が少なくない(それによってその後の設定などが決まっていったりする)。

基本1話完結、時間も約25分程度なのでご飯を食べならがらとかダラダラと流し観するには丁度良く、あと80年代末〜90年代初頭の時事的な話題に懐かしさを覚えたり、「あぁ、携帯とかネットがない時代ってこうだったっけ」と当時の生活の雰囲気も楽しめたりする。

この番組は3クールに分かれていてそれぞれ浦安、幕張、渋谷という設定になっており、それに伴い舞台となる部屋のセットだけが変わる。話の内容や人物設定などには変化はないけど個人的には2階がなかった浦安時代が好き。雰囲気もゴールデンタイム放送の渋谷時代と比べると深夜帯番組独特のアングラな匂いなんかもして。

 

あとやっぱり猫が好きと言えばこの曲。矢野顕子によるオープニングソング。

人生で最初に矢野顕子という人を認識したのはYMOでも春咲小紅でもなくこの歌だった。

 

 

でも必ず「David 私たちはこんなに遠ぉい〜♪」のところまでしか流れないので大人になるまで次の展開部とか全然知らなかった。この曲を聴くと「あぁ、土曜の夜だなぁ」って感じたものだった。

 

また猫の事は書こうと思う。

 

今日の1曲は矢野顕子のDavidで。